民法では「夫婦は同居し、お互いに協力、扶助し合わなければならない」と定めています。これを法律用語では、「同居義務」「協力義務」「扶助義務」を負っていると言います。

これらの義務に不当に違反することが「悪意の遺棄」です。

悪意の遺棄の具体例としては・・・

●生活費を渡さない
●理由も無いのに同居を拒否する
●家出を繰り返す
●理由も無いのに借家をしている
●虐待をして追い出したり、家を出ざるを得ないような状態に追い込む
●愛人の家から帰ってこない
●姑などとの折り合いが悪く、実家に帰ったままである
●健康なのに働こうとしない

等です。

悪意の遺棄にならない場合の具体例としては・・・

●仕事上の出張や転勤・単身赴任により別居している
●夫婦関係を調整するために冷却期間を置くため別居している
●子どもの教育上必要なので別居している
●病気治療のために別居している
●配偶者の暴力や酒乱を避けるために別居している
●配偶者の不貞を原因として別居している
●夫婦関係が破綻した後に別居している

等です。

ここに挙げたものはほんの一例で、しかも個別の事案によって、認められたり、認められなかったりする場合もございますので、詳細に関しましては、当事務所の無料相談(新宿・国分寺・所沢)で弁護士とお話し下さい。