離婚後も揉めるケースがある

 2014年の初めに、医師でタレントの西川史子さんが離婚を発表しました。

 その後、西川さんは、テレビなどで「高級家具をどちらが持って行くかでもめています」という発言をしていましたが、この発言を聞いて「もう離婚は成立しているのに、まだもめることがあるの?」と思った方はいませんか?

財産分与をしないままの離婚

 夫婦が結婚してから購入した家具(高級でない家具も含む)や預貯金は、離婚の時に分けなければなりません。これを法的に「財産分与」といいます。

 この「財産分与」は、結婚後、別居するまでの間の財産が対象となります。

 そして、離婚後2年間は「分けてほしい!」と相手に請求することができます(2年経過すると時効により消滅します)。

 西川さんの場合も、家具を夫婦のどちらが持っていくかは決めずに先に離婚されたのでしょう。

 では、家具がどちらのものになるのか、具体的にどのように決めるのでしょうか。

高級家具の所有権はどちらに?

 基本的には、「どちらの(婚姻前から持っていた)お金で買ったか」を基準として、お互いの合意の下に分けることになりそうですが、どちらも「ものすごく気に入っていて思い入れがある」という場合にはなかなか決まりそうにないですね。

 その場合には、調停や裁判になることもあり、そこまでいくと、すべて売却して、お金を2等分する、という結論になるかもしれません。

 いずれにせよ、離婚した後までもめ続けることは、できるだけ避けたいものです。